cancerと一緒 子宮体がん G1 ステージ1a

まだ生きてる 生きなきゃいけない リアルな問題

癌がわかるまで ② かかりつけ医から大学病院へ

紹介状をもらってから数ヶ月。

やっと研修が落ち着いた頃に大学病院を受診しました。

日々の研修が楽しく、学びが多く、なんだかんだと理由をつけて

先延ばしにしていた自覚はあります。

もし病気だったら・・・という可能性から目を背けていました。

不正出血も微々たるもので、いずれ治るだろう。

このところ大出血はしていないから、大丈夫。と過信していました。

バカだな〜とは思っていますが、この時点で癌がわかっていたら

病状はともかく、仕事はもっと酷いことになっていた気がします。

(・・・それはまた後で)

 

紹介状を窓口に渡して、初診の手続き。

以前に作った診察券を紛失していたので再発行手続きも同時に行いました。

婦人科での診察では内膜は厚い。画像の感じでは癌ぽくはないから内膜増殖症と思われる。

念の為、内膜を全面掻爬するということになって、その日のうちに予約を入れました。

麻酔下での処置なので採血や心電図などの検査をして、帰宅途中、母から電話がありました。

今回の検査のことは実家はおろか、誰にも告げていません。(Xで呟いたくらい)

相変わらず勘が良いな〜と思いながら、日帰り手術をすることを告げました。

特に立ち会いはいらないと告げるも、心配だから立ち会うと言って聞かない。

心配されるのはとても苦手で、何度も大病している母に負担はかけたくない。

父と妹には頼れないから、何かあると必然的に母を頼らざるを得ないジレンマ。

結局、立ち合いではなく処置が終わる頃に来院するということで手を打ちました。

 

大学病院の初診から数日後。初めてプロジェクトへの参画が決まりました。

正式な参画の前にキャッチアップのための時間があって、本当に毎日

充実していました。年が明けたら、正式にアサイン。楽しみで仕方ありませんでした。

年内の全面掻爬の手術をして、癌の疑いをスッキリ晴らしたら

あとはお仕事に集中できる!と。

11月中旬から掻爬の日帰り手術を行った12月中旬までの1ヶ月間は

転職して良かった。仕事が楽しいと心から思えた期間でした。