cancerと一緒 子宮体がん G1 ステージ1a

まだ生きてる 生きなきゃいけない リアルな問題

癌がわかるまで ① 子宮内膜異常に対する不安と決意

2024年夏に新しい会社に入社してしばらく経ち、長い研修期間が終わって

アサインがあるまでアベイラブル(待機)状態になった頃でした。

かねてより予定していた大学病院を受診しました。

 

紹介状はかかりつけのクリニックでもらいました。

生理不順と不正出血が気になって受診しており、超音波では子宮内膜が厚くなっている。

大丈夫だとは思うが念のため体がん検査をした方が良いかもしれないとのこと。

以前子宮筋腫の手術でお世話になった大学病院への紹介状を作ってもらいました。

 

クリニックで検査しなかった理由

出産経験がないため子宮口が狭く検査は激痛を伴います。

以前、別のクリニックで事前確認なしでいきなり体がん検査を行われ、あまりの

激痛に内診台から降りることができなかった経験があり、どうしても検査に抵抗が

ありました。

当時のかかりつけ医には、その事情を話してあったので麻酔下で検査対応できる

大学病院の受診を勧めてくれました。

 

婦人科検査について

少し逸れますが、婦人科の検査って苦痛と羞恥心がとてつもないと思います。

感じ方は人それぞれだとは思いますが・・・痛みの部分だけでももう少し何とかならないかと。医療者の皆さんにはとても感謝しているけど、でも痛いものは痛いんです。

激痛で出血もして、もうやりたくないって検査の受診を躊躇う女性は少なからずいると

思うんです。何とかならないものでしょうか。

 

 

もともと月経が重く過多月経気味であり、不正出血もあまり気にならず趣味の

ロードバイクに乗るのに制約があって嫌だな〜程度で大病が隠れているとは

思いもしませんでした。

年齢的にもそろそろ更年期かと軽く考えていました。

内膜増殖症でホルモン治療になるか、もしくは外科的処置か・・・

手術だったら大事だな〜と呑気に思っていました。

異業種への転職ということもあり、アベイラブルであっても資格の取得や、

業務関連の学習が楽しくてそちらに興味が集中して、自分のことはどうでも

良かったのが正直なところです。

 

もう一つ。

癌になるなら手がつけられないところまで見つからず、辛い治療をしないで

速やかに終末医療に入りたい・・・という希死念慮みたいな意識が常に側にあります。

癌を患う人が周りに何人かいて、寛解した方も、残念な結果となった方もいます。

天涯孤独ではないけれど、独身者で自分の生活基盤を全て自分一人で完結させている私は

彼女達のように闘病することはできないだろうという諦めです。

自己責任と言われ続け、自分で自分の生活を支えられなくなったら速やかに退場したい。

それは今でも変わらず思い続けています。

だからもし癌だとしても、発見はできるだけ遅い方が良い。

この時も、そう考えていたわけです。